****第2号/2003年1月15日発行****
**** 社会新報・号外/東久留米版 ****


■希望<ゆめ>のある未来<あした>を
>> ■始めませんか!私と一緒に…
 あなたにとって『ここち良い“場所”』(文:間宮 みき)


私と市政
私が「まちづくり」に感心を持つようになったのは、父・稲場三千男との関わりが大きいと思います。市長選挙の手伝いや、市政の勉強会に参加しているうちに、東久留米をよりよくするために周りの方々がいかに努力されているのか、父が周りの方々と協働して、どれほど真剣に取り組んでいるのかを間近で感じるようになりました。下田エミコ市議と一緒に「水基本法」の勉強会や有事法案に反対する運動に参加するようになって、私自身がこのまちを「居心地いいと感じてもらえるまちになるように」活動していきたいと思うようになりました。


居心地のいい場所と平和・反差別
では、居心地のいい場所とはどんな場所でしょうか?
大前提は、安全が保障され、差別のないことでしょう。私は小さい時に両親から「平和憲法は絶対に守らなければいけない」「人はみな法の下で平等で、決して差別をしてはいけない」と教えられて育ちました。ですから有事関連法案や改憲論議には非常に大きな危機感を感じています。


子ども色のまちづくり
下里中学校の「水団づくり」に参加したときのことです。子ども達の笑顔って本当に素敵だし、野菜を切るときも遊ぶときもパワーがすごい。この子ども達に平和を約束してあげたい。豊かな自然を残し、安心して遊べる公園を造っていく。顔のわかる御近所さんが子ども達に声をかけたり、声を聴いてあげる。地域で子どもを育てる。そうするときっとまちに活気が出てくるのではないでしょうか。


もっと楽しいまち
高齢者にとって居心地の良い場所はどんなところでしょうか。会話のはずむお店があること?いつでも頼れるかかりつけのお医者さんがいることでしょうか。看護や介護が必要になったときに安心して任せられるシステムがあることも重要です。それは「受ける側」に世代だけではなくて、「する側」の世代にとってとてもとても重要です。と、申しますのも、昨日父が病気になり入院したときの経験があるからです。姉と二人でやりくりをしましたが、父が自宅で静養をすることになった段階で、結局仕事を辞め、両親の手伝いをすることにしました。家族の介護の負担を軽減するために介護保険があります。しかし、父のように「介護」ではなく「看護」び状態である場合には、介護保険の適用はありません。自分がその立場になって、初めて制度ではカバーできないものを感じました。


おもいやりとたすけあい/NPOにパワーを
地域住民のネットワーク……例えば、今できる人が「労力を提供」し、将来にお手伝いをしてもらえる「権利」を蓄える、そんなシステムが必要ではないでしょうか。私は福祉NPO「ファミリー」に係わっています。負担を重くしないための利用料を安く抑えるので、財政的には非常に厳しいのが現実です。市内にあるこういった団体に力をつけてもらい、1人でも多くの市民がネットワークに参加すれば、東久留米ではきっと助け合いが当たり前になり、市民であることがイコール将来の安心につながっていくのではないでしょうか。私たちの世代はとにかく住んでいるまちに無関心だといわれます。東久留米に住むことのメリットが伝わり、将来に安心を感じられればきっと若い世代も、もっと積極的にまちづくりに参加してくれるはずです。


予防医療計画を
ところで、私たちが早急にしなければならないことの一つは、予防医療の計画です。来年4月には医療保険の本人負担が3割になります。病気にはならない、そして寝たきりにならないために予防医療を実行すべきです。この分野に市政はもっと積極的に取り組んでいくべきだと思っています。保健所が統廃合され、東久留米は小平保健所の管轄になっています。扱う範囲が広すぎて、業務がどんどん市に降ろされています。これからの保険行政を一緒に考え、市民にとって生活のしやすい、心地のいい街にしていけるように力を尽くします。


父・稲場三千男の「市民自治」を
2002年9月8日に父が亡くなりました。しかし、父が皆さんとともに作り上げてきたまちづくりの精神だけは、過去のものにしてはいけないと考えています。みなさんとともに発展させていかなければなりません。どうぞ、みなさん、私に力を貸して下さい。そして、一緒にまちづくりに参加していきましょう。


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■バトンタッチします
>> ■下田エミコ から 間宮みき へ

下田エミコと「楽しい市民自治の会」は、2002年12月22日、成美会館で、議会報告と総会を行いました。
下田エミコ市議は、16年間の活動を振り返りながら、お礼と感謝の言葉を述べました。総会で、上村会長は、「下田エミコさんの活動を、楽しい市民自治の会事務局長として活躍してきた間宮みきさんに引き継いでいきたい。」と提案し、満場一致で確認しました。
間宮みきさんは、「下田エミコ市議の活躍と、父・稲場三千男の市民自治を引き継いで頑張ります。」と決意を述べました。
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■『100万人のキャンドルナイト』に参加します
>> さわやか市民自治・みきの会では、『100万人のキャンドルナイト』のよびかけに応えて2003年6月22日の夜、午後8時から10時の2時間、電気を消します。

『100万人のキャンドルナイト』
この企画は、下田エミコ市議会議員の議会報告会で講演された「大地の会」会長の藤田和芳氏らの提案です。
「一年中で一番昼の長い夏至の日に、電気の大切さやエネルギー問題や地球環境のことを考える」……便利さの象徴である電気を消すことで現代文明のあり方を静かに問い直そう……という提案です。

あなたは、どんな過ごし方をしますか?
さわやか市民自治・みきの会では、この日にささやかに、しずかに、一人ひとりがそれぞれの思いを込めて参加するイベントを検討しています。
どんな企画がふさわしいのでしょうか、どんな企画が似合っているのでしょうか……
あなたならではの <御意見> をお聞かせください。
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■当会報、HPへのお問い合せ
>> ■さわやか市民自治・みきの会
>>〒203-0054 東京都東久留米市中央町1-18-19
>>Eメール: sawayaka_miki@livedoor.com
※電話番号およびファックス番号につきましては、イタズラ防止のためHP上では公開しておりません。
 誠に申し訳ございませんが、何卒御理解頂きますようお願い申し上げます。
 尚、事務局連絡先に関しまして、メールにてお問い合わせいただいた場合は、折り返し御連絡申し上げます。
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