...... ...












... aa


----- 下田エミコさん(東久留米市議)の方のお手伝いをされたのはいつごろなんですか?
間宮 2期目の父の選挙が終わり、下田さんでいう3期目の選挙の時に、下田さんのところが人手が足りないから顔を出して、っていわれて。行ってみたら…なんのことはない、自分が中心に座ってしまいました。(笑)あれは本当に勉強になったのね。下田さんの選挙は…やっぱり市長選っていうのは大きな選挙だから一人二人で事務所がどうなるものではないんだけど、市議選っていうのは一人二人の力が大きいでしょ、だから自分の参加の意義、達成感を持たせてもらえたのね。それは本当に有り難かったし、頼ってもらえてるって思うのも本当に…実際は下田さんはきっと心細かったかもね。私は自分で凄いやってるつもりでも本当に手の足りないことがいっぱいあって下田さんには今も本当に申し訳なかったなって思ってたんだけど、でもあの当時の自分としてはやった、やれたっていう達成感を持てたのね。
----- 間宮さんが中心で下田さんの事務所を運営されてたんですね。
間宮 いろんな手配とか任せていただけたので、それはほんとに一人の人間として凄く勉強になったし、いろんな方と接するっていうのはそこら辺から…父の選挙もそうだったけど、父の選挙はある意味家族だから当然。でも下田さんの選挙は「参加するぞ!」っていう自分の意志があって、凄く密に人との関わりができた。本当に勉強させてもらったし。
----- 下田さんに関わることで東久留米の見方はかわりましたか?
間宮 自分にはない世界を下田さんには見せてもらったな、って。3期目の選挙と直接ではないけれど、下田さんの仲間の方は環境問題をなさってるかたとか真剣にそういうことに取り組んでいらっしゃる方が多かったからそういうなかで東久留米の環境とか緑…今もねちょっと弱い部分だっていわれるけど、でも、本当に街の中を歩いて緑っていいじゃない?って思えるところからそれを守っていく…でも守るといっても住んでいる人もいるわけだから、その便利さと環境をどこで融合していくのか。端から見て「きれいだね」「守りたいね」って言ってるのと、やっぱりそこを生活の場としてるひととの兼ね合いの難しさ、あるいは昔のままっていったときの川って言った時も、川も昔のままではきれいではないんだよね。そこをどうやってきれいに、なおかつ自然の環境を崩さないで残していく難しさを下田さんの周りの方ってすごく真剣に話し合いをされたり、川の清掃をボランティアでやったりっているのをみて、こういう人がいるから自然がきれいなままに残っていくんだな、って思いました。
----- 自然を残すこと、って一概には言えませんよね。
間宮 例えば、暗い道で電灯がない方が自然でいいのかっていうと、そこにはちかんとか変質者が出てしまう…その中で風景を残しつつ林とか竹林を残しつつ、でも治安を守っていくのかとか、道を便利にしていくのかとか、住宅をたてなきゃいけない場合にどうしたら自然を壊さずにできるのかっていうのがすごく難しいなぁ、っていうのは今意識して思うようになってますね。






----- 間宮さんは今まではサポート的な立場だったわけですが、中心に自分を持ってきた場合、今後していきたいこと、すべきことをお伺いしたいんですが。まず、東久留米市に誇ること、もしくは足りないことって何だと思いますか?
間宮 誇ることはいっぱいあると思うんだけど、さっき言った自然とかもそうだと思うんだけど、でもやっぱりそういう中で人の活力っていうのは東久留米っていのはあるよね。例えば市民参加って公募すると、いろんなところに集まってくるわけでしょ?あれってやっぱり市民の側が参加するよって言わなければ成り立たないことじゃないですか。NPOの介護保険の参加率っていうのかな、それが近隣に比べても高いんですって。それも誇れるところだと思うのね。それは市民の意識が参加しよう、あるいは思いやりを持って助け合いに参加しようってその意識の高さだと思うので、それが本当に一番誇れるものになっていくと思うのね。さっきの環境とかも参加する人がいるからこそ。そういう人が東久留米の誇れるものだと思うのね、これがもっと、私たちの世代ももっともっと参加していかないといけないし、参加できるような仕組みになっていかないといけないと思うのね。それがこれからのキーワードになっていくと思うのね。そうやって『居心地がいい』って思えるような街になるためにはやっぱり人のつながりをいかせるようになってほしいよね。
----- そういうのを具体的に絞って、みきさんが東久留米や広域に対して何をしていきたいか、何をすべきかをいくつかあげるとするとどのようになりますか?
間宮 それは、例えば心の垣根をはずして、っていうのは、言ってもなかなか難しいでしょ?それが何の形になるか…場所を提供して自然に集える場所にすればいいのか、あるいはネット上でそういうフォーラムみたいなのを作ってまず参加してもらうような形にすればいいのか、っていうのはちょっとまだ迷う。まだ具体的なものっていうのはこれからみんなと相談して、って思うんだけど、まず人とのつながりが持てるようになってからだよね、何ごとも。そんなような場所なのか、あるいはネットワークなのか、すでにあるところに自分が入っていって話をしだせばいいのかってのはちょっとわからないけれど、まず心の交流ができるようなコミュニティー…そういうようなものが一つとかじゃなくていっぱいあって、そこから悩みとかも打ち明けてもらえると思うし、問題点も見えてくると思うのね。
----- そういう環境を整えていくことが必要だと。
間宮 まず、そこから、私は人の意見とか思いを聴くことから始めたいのね。やっぱりまだまだ自分の中に蓄積できてる知識って少ないと思うので、まず聞く、そして聞いたところから私なりに考える、その解決のために何ができるのか…私が父や下田さんから最大の財産というのは、人とのネットワーク、この問題ならこの人に聞けばいいよ、とか、こんな困っちゃったときに答えてくれる仲間というか知り合いの方がいっぱいいる。それは年長の方も、事務所を手伝ってくれてる方も、みんな今まで下田さんとか父とかが培ってきてくださった人とのつながりだと思うので、その財産を活かして、意見をまず聞いて、困ったよっていう声を聞いてそこからどうしたらいいのかっていうのをフィードバックできるような自分でありたいと思うのね。それを自分の新しく作ったネットワークとか場所とか人とのつながりに活かしていきたい。それが私のこれからのやっていく一番基本になる姿勢だと思う。
----- 最後に東久留米市民にむけてメッセージはありますか?
間宮 いままでの話とは流れが違うけど、やっぱりまずひとり一人が参加する、声をだすということをしてほしいなって思います。例えば今巷でいわれてる平和とかっていうことも戦争ってこともみんなが『遠いこと』って思ってしまう、あるいは諦めてしまったらなんにも直っていかないっていうか、もしかしたら戦争が起こってしまうかもしれない。多分ひとりひとりとかこの東久留米から声をあげてもどうせって思うかも知れないし止まらないかもしれないけども、声をあげないと絶対止まらない、戦争は起こってしまうかもしれないし、いろんなことがなし崩しになされてしまうかも知れない。だから是非声をあげることを諦めないでほしい。私は先頭でみんなの声を届ける役目をしたいので、市政についてもそうだし国政についてもそうだけど、まず諦めないで声をあげる…で、私、あるいは私じゃなくてもいいんだけどそういうところに訴えてきてほしい。そこからもっと大きな声にして市政とかの問題も取り組んでいく。その変える原動力ってやっぱりひとりひとりが声をあげることだと思うので、是非私の、今であれば『さわやか市民自治・みきの会』にみんなの声を届けてきてほしい。そして私もその声を倍にして届けるように努力したいと思います。
----- 今日は有り難うございました。



<<1ページ目にもどる<<



aa